回遊率
サイト訪問者が、1 回の訪問(セッション)で「サイト内のページをどれだけ次々と見て回ったか」を示す度合いのことです。BtoB のコーポレートサイトやオウンドメディアにおいて、サイトの「滞留性(じっくり読まれているか)」を測るために重視されます。
- GA4 での確認方法:主に「セッションあたりの表示回数」という指標で確認します(GA4)。
実務における基本対策(導線の改善)
数字を眺めるだけでなく、ユーザーを「ゴールデンルート(理想の閲覧経路)」へ導くための内部リンクを設計することが基本です。
- 関連記事の配置:記事の末尾に「あわせて読みたい」リンクを置く。
- パンくずリスト:現在地がわかり、上の階層に戻りやすいリンク(パンくず)を設置する。
- 次のアクションへのボタン:サービス詳細ページから「料金表」や「導入事例」へのボタンを分かりやすく置く。
よくある落とし穴(注意点)
- 回遊率の「絶対値」を業界平均と単純に比較してしまう(他社と比較するのではなく、自社サイトの「改善前後の変化」で評価するのが基本です)。
- サイトの目的による「正解」の違いを無視する。
- LP(ランディングページ):1 つのページで完結して購入・申込させる目的のため、回遊率は「低くて正解(他ページへ逃げられていない)」。
- メディア・ブログ:多くの記事を読んでもらう目的のため、回遊率は「高いほうが正解」。
言葉をよく利用する人
- アクセス解析担当
- マーケター
- Web 担当者(発注側)
- SEO 担当者
会話上での使用例
オウンドメディアの回遊をどう伸ばすかマーケターと相談する場面
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マーケター
メディアの回遊率をもっと上げたいんですが、何から手をつけるのがいいですか。
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Web 担当者
まずは関連記事の出し方とパンくず、それから理想の閲覧経路の導線を整えるのが効きます。指標を眺めるだけでなく、内部リンクそのものに手を入れていきましょう。
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マーケター
なるほど、記事末の関連リンクから見直してみます。
LPの回遊率が低いと指摘されて評価軸を確認する場面
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アクセス解析担当
このLPだけ回遊率がやけに低いんですが、問題ありますか。
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Web 担当者
LPはむしろ1ページで完結してコンバージョンに進ませる作りなので、回遊率が低くても正常な場合が多いです。サイトの目的ごとに最適値は変わるので、業界平均との単純比較は避けたほうがいいですね。