CPC(Cost Per Click)
よみ: シーピーシー
1 クリックを獲得するためにかかった広告費のこと。「クリック単価」とも呼ばれます。検索広告では「入札額・品質スコア・競合状況」、ディスプレイ広告では「入札額・配信先・ターゲット」などによって変動します。
基本の計算式
かかった広告費 ÷ クリック数
目安となる数値
- BtoB のビッグキーワード(検索回数が多い人気ワード):1,000〜3,000 円
- ロングテール KW(複数語を組み合わせた検索回数が少ないワード):100〜500 円
運用のポイント:高すぎる時は「逃げる」のも手
CPC は競合とのオークション(入札競争)で決まります。CPC が高騰しすぎた場合は、無理に広告に固執せず、SEOや SNS、メルマガなど「別チャネルへ予算を移す」という判断の基準になります。
CPC を下げる具体的な打ち手
- 品質スコアの改善:広告と検索語句の関連性、期待 CTR(クリック率)、LPの体験を高める。
- ロングテール KW へのシフト:競合が少ないニッチなキーワードを狙う。
- 無駄のカット:除外キーワードの追加や、マッチタイプの変更(部分一致 → フレーズ一致など)で精度を上げる。
- 入札の強弱をつける:CVR(獲得率)が高い時間帯・地域・デバイスは強め、低いものは引き下げる。
初心者が陥りがちな「6 つの落とし穴」
- 安さばかり追う:CPC を下げることだけを目的とし、結果的に広告が全く表示されなくなる。
- 意地になる:高騰するビッグキーワードに張り合い続け、赤字を垂れ流す。
- 業者任せの弊害:代理店と「品質スコア改善」の具体策を握らず、ただの札束の殴り合い(入札競争)になる。
- 「安物買いの銭失い」:CPC が低くても CVR が絶望的に低く、結果的に CPA(1 件あたりの獲得単価)が高騰していることを見落とす。
- 自動入札の暴走:AI による自動入札設定で、気づかないうちに CPC が想定外に跳ね上がる。
- 売上(ROAS)の無視:「CPC は高いが、売上への貢献度(ROAS)も高い」という事実を見落とし、間違った経営判断で優良な広告を止めてしまう。
言葉をよく利用する人
- 広告運用者
- マーケター
- Web 担当者(発注側)
- アクセス解析担当
会話上での使用例
主要キーワードのクリック単価が高騰してきた場面
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広告運用者
主力のビッグキーワード、CPCがこの一年で2倍になってしまいました。
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Web 担当者
競合が入札を強めているんでしょうね。ビッグキーワードに張り続けると消耗戦になるので、出稿を半分に減らして、競合の少ないロングテールのキーワードに比重を移しましょう。並行して自然検索も強化して、長期的にオーガニックの流入を増やす方針でいきたいです。
クリック単価の安いキャンペーンに惹かれた場面
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マーケター
AキャンペーンはCPCが50円ですごく安いです。こちらに寄せませんか。
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Web 担当者
安さだけでなく成約率も一緒に見ましょう。クリック単価が50円でも成約率が0.1パーセントなら、獲得単価は5万円になってしまいます。クリック単価だけで決めず、獲得単価や獲得した見込み客の質まで含めて評価する習慣を社内で揃えたいです。