用語集A〜Z

CTR(Click Through Rate)

よみ: シーティーアール

CTR(Click Through Rate:クリック率)とは

表示回数(インプレッション)に対して、クリックされた回数の割合を示す指標です。

【計算式】 CTR(%) = クリック数 ÷ 表示回数 × 100

SEO と広告における「測る対象」の違い

どちらも同じ言葉を使いますが、何を評価しているかが少し異なります

  • SEO:検索結果のタイトルや説明文(スニペット)の魅力度。
  • 広告:バナー画像やキャッチコピー(クリエイティブ)の魅力度。

具体的な CTR 改善の打ち手

SEO の改善策

  • タイトルタグの最適化(数字や「最新」「2026 年」などの目を引くワードを入れる)。
  • meta description(検索結果の説明文)を 120〜160 文字で魅力的に書き換える。
  • リッチリザルト(FAQ や星マークのレビューなど、検索結果をリッチにする表示)の導入。

※ 同じ順位でも、これらの工夫で CTR が 1.5〜2 倍変わることも珍しくありません。

広告の改善策:画像・キャッチコピーの変更、配信ターゲットや時間帯の調整など。

初心者が陥りやすい「落とし穴」

  • 煽りタイトルの罠:CTR を上げようとタイトルを過剰に煽ると、クリックされてもすぐに離脱され(直帰率の上昇)、結果的に SEO のマイナス評価を受けます。
  • 環境変化の誤認:AI Overview(AI による検索結果の回答表示)の普及により、検索市場全体の CTR が構造的に下がっている現象を、「自社サイトの魅力が落ちた」と勘違いしてしまう。
  • 指標の混同:広告と SEO の CTR の基準値を同じものとして比較・混同してしまう。
  • CTR の数字「だけ」を経営層への報告に使ってしまう(最終的な売上や CVへの貢献とセットで語る必要があります)。

言葉をよく利用する人

  • SEO 担当者
  • 広告運用者
  • マーケター
  • アクセス解析担当
  • Web 担当者(発注側)

会話上での使用例

検索順位は上がったのに流入が伸びず、SEO担当者と原因を探る場面

  • SEO担当者
    記事Xが8位から4位に上がったのですが、流入は前月比プラス10%にとどまっています。
  • Web担当者
    CTRをSearch Consoleで確認しましょう。AI Overviewが出るクエリだと、4位でもクリック率が下がりがちです。スニペットの改善と強調スニペット狙いの構成で、回復を試したいです。
  • SEO担当者
    では該当クエリのCTRを抜き出して、説明文の書き換え案を用意します。

検索広告のCTRが下がってきて、広告運用者と対策を相談する場面

  • 広告運用者
    検索広告のCTRが、先月5%から今月3%まで下がってきました。
  • Web担当者
    クリエイティブ疲労の可能性が高いですね。タイトルと説明文を3パターン用意してA/Bテストし、新しいアセットも投入しましょう。配信ターゲットに変更がなければ、原因は素材の鮮度だと思います。
  • 広告運用者
    了解です。3パターン作って差し替えてみます。

関連 Lesson(本書本文)

Lesson 6-7 SEO 効果測定と改善サイクル