発想のパートナー
AI を、人の発想を手助けする壁打ち相手・鏡・アシスタントとして使う役割です。AI の典型的な使い方である「業務代行(タスクオートメーション・作業効率化)」と対をなす概念で、生成ではなく対話・補助・問い直しに使う発想を指します。「書かせる」のではなく「考えさせる・問わせる・反論させる」使い方が核心です。
実務での鉄則(発想を広げる 5 つのアプローチ)
AI を最高の壁打ち相手にするために、プロンプトには必ず「役割(ロール)」「文脈」「制約条件」を与えます。(例:「あなたは辛口な批評家です。この企画の弱点を 3 点、反論してください」など)
- 探索:調査範囲の幅出しや、自分の知らない業界概念の解説を求める。
- 仮説生成:「LPの CVR 改善」などのお題に対し、複数の改善仮説を出させて人間が精査する。
- 比較:自社と競合の違い、あるいは複数の施策案のメリット・デメリットを比較表にさせる。
- 反論生成(※おすすめ):自分のアイデアに敢えて徹底的に反論させ、企画の盲点や弱点を発見する。
- 読者視点の補助:作成した原稿を読ませ、「初学者が読んだ時にどこに疑問を持つか」を先回りして洗い出す。
実務での落とし穴(よくある失敗例)
言葉をよく利用する人
- AI 活用担当 / プロンプトエンジニア
- マーケター
- ライター / コピーライター
- Web 担当者(発注側)
- デザイナー
会話上での使用例
AI を壁打ち相手に使って企画の弱点を探す場面
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マーケター
新しい企画案を、AI を発想のパートナーとして使って磨きたいんですが、どう使えばいいですか。
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Web 担当者
まず AI に、この企画への反論を10個出して、と頼んでみてください。出てきた中から本質的な反論を3つ選んで潰せば、企画がぐっと強くなります。ペルソナの視点で、営業現場の視点で、競合の視点で、と角度を指定するとさらに効きますよ。
AI に書かせるだけになっていた場面
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ライター / コピーライター
AI で記事を10本書きました。
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Web 担当者
書く道具としてだけ使うのは少しもったいないです。発想のパートナーとして、企画の段階で、このキーワードの検索意図の仮説や、読者がつまずきそうな疑問、競合との差別化案を AI に問いかけてみてください。書き始める前の質が変わってきます。