内部 SEO
自社サイトの内側で行う SEO 施策です。タイトル・見出し・構造化データ・内部リンク・サイト速度・モバイル対応・URL 構造・canonical・sitemap.xml・robots.txt・noindex などが含まれます。外部 SEOと対をなす概念で、内部 = 「自社サイトの品質を整える」、外部 = 「外部からの評価を高める」と分業します。
担当者の関わり方の勘所は、深入りせず、業者にレポートで結果管理する範囲にとどめることです。技術的に複雑な領域ですが、重大リスク 6 領域(noindex / canonical / リダイレクト / sitemap / 構造化データ / Core Web Vitals)が何かは理解した上で、業者から確認書を受け取るのが安全です。手を動かす必要はありませんが、何が「失敗」になるかの認識は必須です。
実務での鉄則(業者との付き合い方)
担当者自身が手を動かす必要はありませんが、業者を正しく管理するディレクション能力が求められます。結果ベース依頼と組み合わせると、業者の専門性を引き出せます。
- 証跡の提出を義務化する:発注時(RFP や契約書)に、「重大リスク領域のチェック結果を提出すること」を明示します。
- レポートのフォーマット指定:業者の修正レポートは、「やった内容・影響範囲・検証結果」の 3 段構成で受け取るルールにします。
- 数値での検証:リニューアル前後で、Search Consoleや GA4 の数値を必ず比較・確認します。
実務での落とし穴(よくある大事故)
- テスト環境の設定を本番に上げてしまう:開発環境用の「noindex(検索エンジンに表示させない設定)」を本番サイトにそのまま反映してしまい、検索結果から自社サイトが消滅する大事故。
- リダイレクト(転送)漏れ:サイトリニューアル時に旧 URL から新 URL への転送設定(301 リダイレクト)を忘れ、これまで積み上げた SEO 評価をゼロにしてしまうケース。
- 役割分担の曖昧さ:「SEO 業者」と「制作業者」の責任範囲が曖昧になり、トラブル時に「ウチの管轄ではありません」と責任の押し付け合いになってしまうこと。
- ブラックボックス化:見積書が「SEO 内部対策 一式」となっており、業者が具体的に何をしているのか全く把握できない状態(丸投げ)になること。
言葉をよく利用する人
- SEO 担当者
- コーダー / フロントエンドエンジニア
- Web 担当者(発注側)
- ディレクター
- マーケター
会話上での使用例
リニューアル後に検索流入が落ちた原因を確認する場面
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Web 担当者
リニューアルしてから検索流入が 3 割ほど落ちてしまって。内部 SEOのチェック状況を確認させてもらえますか。
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SEO 担当者
6 つの重大リスク領域で点検します。リダイレクト、canonical、robots.txt、sitemap、構造化データ、Core Web Vitals ですね。3 営業日以内に証跡つきのレポートをお出しします。
RFP に SEO 要件をどう書くか法務と詰める場面
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Web 担当者
RFP に「内部 SEOの重大リスク 6 領域に対応して、検証の証跡も提出する」という一文を入れたいんです。
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法務 / 契約担当
承知しました。その 6 領域、noindex や canonical、リダイレクトあたりですね、をチェックリスト化して、業者さんの納品物に含めるよう契約書に追記しておきます。