ロジックツリー
1 つの大きな課題を、上位 → 下位 → さらに下位、と論理的に分解していく構造化図。MECE(漏れなく・ダブりなく)の原則で枝分かれさせ、最下層には具体的な施策・原因・要素が並ぶ形にする。マッキンゼーが体系化し、コンサル業界の標準ツールとなっている。
押さえておきたいのは、ロジックツリーは「考えを整理する」ためのものであって「考えを止める」ためのものではない、という点。MECE にこだわるあまり、本質的だが整理しにくい要素を切り捨てては本末転倒になる。とくに定量と定性が絡む Web の領域では、ツリーの末端に数値化しにくいものを残す勇気も要る。
Web 担当者にとっては、サイトの KGI から KPI を分解するとき、改善施策の優先順位付け、原因分析(なぜ離脱率が高いのか?)などで土台になる。技術系・コンテンツ系・心理系のように切り口を立てて枝を伸ばすと、議論が散らからない。
担当者が陥りやすいのは、ツリーの枝が「思いつき順」に伸びて整理感だけで満足してしまうこと。一度書いたら必ず MECE チェックを通し、相互排他性と網羅性を確認するのが鉄則。
言葉をよく利用する人
- Web 担当者(発注側)
- マーケター
- アクセス解析担当
- ディレクター
- 経営層
会話上での使用例
サイトのKGIをKPIまで分解できるか経営層に聞かれる場面
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経営層
今期のサイトの目標、KPIのレベルまで落とし込めるかな。
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Web担当者
ロジックツリーで分解します。大きな目標を流入とCVRとLTVに分けて、そこからさらに細かい行動指標まで枝を伸ばしていきますね。
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経営層
では分解したものを次回見せてくれ。
カート離脱が増えた原因を解析担当と分析する場面
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アクセス解析担当
最近、カートからの離脱が増えているんです。
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Web担当者
ロジックツリーで離脱の要因を分解してみましょう。技術系、コンテンツ系、心理系の3つの枝に分けると、漏れなく見られて議論も散らからないですよ。