サテライトサイト
本サイト(メインサイト)の検索順位を上げるため、別ドメインで立ち上げる「SEO目的の補助サイト」のことです。本サイトへ被リンク(リンク)を送るための「衛星」として、2000〜2010 年代に大流行しました。
実務の鉄則:現在の SEO では「禁忌(ペナルティ対象)」
過去の手法としては有効でしたが、現在の Google アルゴリズムにおいて作為的な被リンク獲得は明確なペナルティ(検索順位の急落・圏外飛ばし)の対象です。「独自情報のある良いサイトに、自然とリンクが集まる」のが本来あるべき姿(外部 SEO)であり、サテライト構築はこれに逆行するハイリスクな行為です。
「正当な複数サイト」と「NG なサテライト」の見分け方
新しく別サイトを立ち上げる際は、以下の違いを必ず押さえてください。
- 【OK】正当な複数サイト運営:事業の実態に基づいており、それぞれが独立した価値を持っている(例:コーポレートサイトとは別に、「採用専用サイト」「EC サイト」「多言語サイト」を立ち上げる)。
- 【NG】スパム判定されるサテライト:本サイトへの被リンク獲得だけが目的で、中身が薄い一般論の量産記事ばかり。運営元をあえて隠したり、同じテンプレートで粗製濫造されている。
初心者が陥りやすい罠(落とし穴)
- 悪徳業者の甘い罠:未だに「SEO 強化のために別サイトを作りましょう」と提案してくる古い知識の業者が存在します。最悪の場合、ドメインの所有権が業者側になっており、契約解除時にサイトごと人質に取られるトラブルも多発しています。
- 過去の負の遺産:昔に作ったサテライトサイトがそのまま放置されており、それが原因で現在のメインサイトの評価まで引っ張られて落ちてしまう。
- AI による粗製濫造:別ドメインに AI 生成コンテンツを大量に流し込み、結果的に企業全体の E-E-A-T(専門性・権威性・信頼性)を著しく下げてしまう。
言葉をよく利用する人
- SEO 担当者
- マーケター
- Web 担当者(発注側)
会話上での使用例
SEO業者からサテライト構築を提案される場面
-
SEO業者
本サイトへの被リンクを強化するために、サテライトサイトを5つほど構築しませんか。
-
Web担当者
それはお断りします。作為的なサテライトはGoogleのペナルティ対象ですよね。本サイトに独自の情報を発信し続けて、自然に被リンクが集まる形を目指したいです。
過去に作ったサテライトの扱いをSEO担当と相談する場面
-
Web担当者
2018年頃に作ったサテライトサイトが3つ残ったままなんです。どうしたものか。
-
SEO担当者
今となってはリスクなので、閉鎖か301リダイレクトか否認ツールの3択で整理しましょう。メインサイトへの影響をSearch Consoleで見ながら、半期かけて順次対応します。中身のいい記事があれば本サイトに統合する手もありますよ。