Schema.org
よみ: すきーまどっとおーぐ
Schema.orgとは、検索エンジン(Google など)に Web ページの内容を正しく理解してもらうための「共通の辞書(ルールブック)」です。2011 年に Google、Microsoft、Yahoo! などが共同で策定しました。
検索エンジンは人間のように文章の「意味」を読めません。そこで、記事・商品・FAQ といった「型(@type)」を使って、「ここは著者の名前です」「ここは商品の価格です」とタグ付け(構造化データ)をして正確な情報を伝えます。現在は JSON-LD(ジェイソン・エルディー)という記述形式が主流です。
運用のコツ
Schema.org の型をすべて網羅する必要はありません。型を増やすほどエラー管理などの維持コストが上がるため、自社の集客や売上に直結する 3〜5 個の型に絞り、確実に実装するのが「欲張らない現場のコツ」です。
主要な型と用途
- Article:記事・ブログ・ニュース
- BreadcrumbList:パンくずナビ
- Organization / LocalBusiness:企業情報 / 店舗・拠点
- Product + Review:商品とレビュー情報
- FAQPage / HowTo:よくある質問 / 手順記事
- Person:著者情報(※AI 検索時代において、E-E-A-T強化として特に重要です)
よくある落とし穴(注意点)
- 必須項目の抜け漏れ:名前(name)や画像(image)など必須プロパティが未指定で、検索結果にリッチに表示されない。
- 型の選択ミス:ただの個人ブログに「Organization(企業)」を使ったり、実店舗がないのに「LocalBusiness」を設定してしまう。
- 複雑すぎる実装:型を一気に複数入れたり、入れ子構造(コードの階層)を雑に作ったりした結果、整合性が崩れて検索エンジンに読まれない。
言葉をよく利用する人
- コーダー / フロントエンドエンジニア
- SEO 担当者
- Web 担当者(発注側)
- マーケター
- AI 活用担当 / プロンプトエンジニア
会話上での使用例
事例ページに構造化データを追加するとき、どの型を使うか業者に相談する場面
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Web担当者
事例ページにSchema.orgを入れたいんですが、どの型を使うのがいいですか。あれこれ詰め込むと逆効果とも聞いて迷っています。
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業者ディレクター
欲張らないのが正解です。事例本文のArticle、自社情報のOrganization、階層を示すBreadcrumbListの三点セットがおすすめです。お客様の声が載っているならReview、業種特化のサービスならLocalBusinessの追加も検討しましょう。
記事の信頼性を上げるためE-E-A-T観点で著者情報の構造化を相談する場面
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SEO担当者
記事の信頼性をもっと示したいんですが、Schema.orgで何か打てる手はありますか。
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Web担当者
Person型で著者の情報、肩書きや所属、経歴、SNSのリンクあたりを入れましょう。それをArticleのauthorに紐づけておくと、AI検索でも「誰が書いた記事か」がはっきり伝わる構造になりますよ。