クローラビリティ
検索エンジンのロボット(Googlebot など)が、その Web サイト内のページをどれだけスムーズに巡回(クロール)できるかを示す概念です。どんなに素晴らしいコンテンツを作っても、クローラーに発見されなければ検索結果に載る(インデックスされる(インデクサビリティ))ことは絶対にないため、すべての SEO 施策の大前提となる内部 SEOの核心領域です。
サイト構築時に徹底すべき「基本の 3 点セット」
新規構築やリニューアルの際、Web 担当者は以下の 3 点を要件として死守します。
- 浅いサイト構造(3 クリックルール):トップページから「3 クリック以内」ですべての重要ページに辿り着けるフラットな階層構造にする。
- 網状の内部リンク:グローバルナビ(グローバルナビゲーション)、パンくずリスト(パンくず)、記事内の関連記事リンク(内部リンク)などを活用し、クローラーが行き止まりなく巡回できる導線を作る。
- XML サイトマップの送信:サイト内の全 URL リスト(XML サイトマップ)を自動生成し、Google Search Console経由で検索エンジンに通知する仕組みを整える。
よくある落とし穴(流入ゼロになる重大リスク)
- 階層が深すぎる:カテゴリを細かく分けすぎた結果、末端のページまでクローラーが辿り着けず、いつまで経っても検索結果に反映されない。
- 孤立ページ(オーファンページ)の発生:どのページからもリンクが貼られていないページを作ってしまい、迷子にさせてしまう。
- robots.txt の誤設定:テスト環境から本番環境へ移行(移管)する際、クローラーのアクセスを拒否する「robots.txt(Disallow: /)」の設定を外し忘れ、サイト全体の検索流入が突然ゼロになる(現場で最も多い大事故の一つです)。
言葉をよく利用する人
- SEO 担当者
- Web 担当者(発注側)
- コーダー / フロントエンドエンジニア
- バックエンドエンジニア
会話上での使用例
記事数が増えてサイト構造を見直す必要が出てきた場面
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プロデューサー
おかげさまで記事が1000本を超えました。これからどう管理していきましょう。
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Web 担当者
そろそろクローラビリティを意識した構造に作り直したいです。トップから3クリックで全ページに届くようにして、内部リンクを網の目に張り直しましょう。奥に埋もれたページはクローラーに見つけてもらえないので。
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プロデューサー
なるほど、深くしすぎるのは逆効果なんですね。
インデックス数が減っていてSEO担当者が原因を探っている場面
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SEO 担当者
Search Consoleを見たら、インデックスされてるページ数が減ってるんです。原因が分からなくて。
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Web 担当者
クローラビリティまわりの問題かもしれません。クロール統計を一緒に見て、エラーが出ていないか、robots.txtで必要なページまで塞いでいないか確認しましょう。
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SEO 担当者
robots.txtは触った記憶があるので、そこ怪しいかもです。