サイトマップ
Web サイト全体のページ構造(階層)を一覧化したものです。現場の会話では以下の「2 種類」が混在するため、文脈で区別する必要があります。
- ① 人間向けの「HTML サイトマップ」:訪問者がサイト内で迷子にならないよう、全ページへのリンクを整理して見せる案内ページです。
- ② 検索エンジン向けの「XML サイトマップ(
sitemap.xml)」:検索エンジン(クローラー)に対して「このサイトにはこんな URL があり、◯日に更新しましたよ」と伝えるための、裏側のファイルです(XML サイトマップ)。
サイト設計の鉄則
サイトマップは最初に作るものではなく、「ユーザーの動線(ゴールデンルート)」や「IA(情報設計)」を固めた結果として最後に出来上がるものです。
担当者が見るべきチェックポイント
【① HTML サイトマップの確認】
- ユーザーの主要な CV(目的達成)経路への入口が分かりやすいか。
- どこからもリンクされていない「孤立ページ」が生まれていないか。
【② XML サイトマップの確認(Search Consoleで定期確認)】
- サイト内の全ページが正しく含まれているか。
- 検索避けをしている「noindex」指定のページが誤って混入していないか。
- クローラーの案内板である「robots.txt」から正しく参照(リンク)されているか。
初心者が陥りやすい罠(落とし穴)
- XML の更新忘れ:XML サイトマップが自動更新されず古いまま放置され、新しく作ったページが Google に認識されない。
- リニューアル時の「404」大量発生:URL を一新したのに、古い XML サイトマップが残ったままで「ページが見つかりません(404 エラー)」が大量発生する。
- lastmod(最終更新日)の悪用・誤設定:検索エンジンに早く来てほしいからと、全ページの更新日を無理やり「今日」に設定し、かえってクローラーを混乱させてしまう。
言葉をよく利用する人
- Web 担当者(発注側)
- ディレクター
- SEO 担当者
- コーダー / フロントエンドエンジニア
会話上での使用例
リニューアル公開の直前に、業者へsitemapの最終確認を依頼する場面
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Web担当者
公開前にsitemap.xmlを最終確認させてください。旧サイトのURLが残っていないか、新しいURLが全部入っているかを見ておきたいです。
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業者ディレクター
承知しました。リダイレクト対象になる旧URLはサイトマップから除外して、新URLは全件入る形で作り直します。lastmodは実際の更新日を入れますね。
新ページを公開したのにSearch Consoleに出てこないとSEO担当に相談する場面
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Web担当者
昨日新しいページを公開したのに、Search Consoleにまだ反映されていないんです。
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SEO担当者
sitemap.xmlが古いまま更新されていないのかもしれませんね。CMSで自動生成される設定になっているか確認しましょう。あわせて、URL検査からインデックス登録のリクエストも手動で送っておきます。