公開チェックリスト
サイトの公開直前(本番反映前)に確認すべき項目を網羅した「最後の砦」となるチェック表です。表計算ソフトや Notion などで運用し、担当者用と制作業者用で分割して責任分担を明確にするのが鉄則です。
実務の鉄則:重大リスク領域は「絶対に」確認する
全項目を細かく見る時間がない場合でも、以下のような重大リスク領域だけは確実に確認してください。
- SEO の致命傷:テスト環境用の「noindex(検索エンジンに登録させないタグ)」を外し忘れていないか。
- 計測の致命傷:GA4や広告の計測タグが正しく発火(動作)しているか。
- セキュリティ・法令:お問い合わせフォームの個人情報保護、プライバシーポリシーの表記など。
主要なチェック項目(カテゴリ例)
- 機能・表示:フォーム送信テスト、スマホ実機や主要ブラウザでの表示崩れがないか。
- SEO 基礎:OGP(SNS シェア時の画像)、構造化データ、XML サイトマップの設定。
- 素材・法令:著作権やライセンスの確認、Cookie 同意(Cookie ポップアップ)、薬機法・景表法などの遵守、公開許諾。
- パフォーマンス:ページの表示速度(Core Web Vitals)、万が一の際のロールバック(前の状態に戻す)手順の確認。
初心者が陥りやすい罠(落とし穴)
- 業者への丸投げ:業者にリストを渡しただけで満足し、テスト送信などの「実施の証拠(エビデンス)」を確認しない。
- 項目の形骸化(抽象的すぎる):「デザイン OK か」のような曖昧な項目ばかりで、具体的に何をチェックしたのか証跡が残らない。
- リストの陳腐化:リニューアルや法改正のたびに新しいリスクが増えているのに、過去のチェックリストをそのまま使い回してしまう。
- 境界の曖昧さ:「これは業者が確認するだろう」「これは担当者が見るだろう」とお互いに思い込み、チェックの抜け漏れ(ポテンヒット)が発生する。
言葉をよく利用する人
- Web 担当者(発注側)
- ディレクター
- プロデューサー
- SEO 担当者
- 法務 / 契約担当
会話上での使用例
業者と公開チェックリストの運用方法を擦り合わせる場面
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Web担当者
公開チェックリスト、御社と共有して進めたいんですが、どう運用しましょうか。
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業者ディレクター
ぜひお願いします。担当者用と業者用に分けて、各項目に主担当と副担当、期限を書いておきましょう。本番反映の3営業日前に最終確認の場を設けて、重大リスクにあたる5領域については、こちらから事前に確認の証跡を出します。
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Web担当者
助かります。責任の境目がはっきりすると、抜け漏れも防げますね。
AI検索時代に追加すべきチェック項目を相談する場面
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SEO 担当者
公開チェックリストに、AI検索の時代だからこそ足しておくべき項目ってありますか。
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Web担当者
構造化データと、著者プロフィールや運営情報、引用元といったE-E-A-T関連は入れておきたいです。あとはAIクローラの許可設定とFAQページの拡充ですね。半期に一度リストを見直すルールを御社と握って、AI検索の動向を反映し続ける仕組みにしておきましょう。