意味・概要
SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略称です。
検索エンジンが高く評価し、検索順位を上位化させる対応や取り組みの事を指します。
補足説明
GoogleやYahooなどでキーワードを入れて検索すると、いくつかのサイトのリンクが表示されます。
この表示の並び順は、GoogleやYahooが、検索されたキーワードに対して、もっともマッチしていると考えられる順番に表示させています。
だからこそ、GoogleやYahoooでは、検索することで、常に適切な情報が探しやすくなっているのです。
では、この順位付けはどのように行われているのか。
現在、世の中には星の数ほどのホームページが存在しています。それを人の目で1つ1つ適切なサイトであるかどうかを確認することはできません。
GoogleやYahooは、これらの最適であるかどうかの判断をコンピューターに行わせています。
Googleを例に挙げると、GoogleにはGooglebot(グーグルボット)というホームページを巡回するプログラムが、世の中のアクセスできるホームページにアクセスし、サイト上にある、html情報を読み取り、長い年月で培ったデータから分析し、そのサイトがどんな情報を持っているのかを把握することができるのです。
そうやって、検索されたときに、どのサイトがもっとも検索キーワードに適しているのかを判断し、並び替えています。
そのため、ホームページを運営している側が、どんなに自分のホームページがもっとも検索キーワードに適しているはずだと主張しても、googlebotに認められない限り、上位に表示されることはありません。
そこで重要視されるのがSEOなのです。
高校や大学の入試に通るために「受験勉強」というものがあります。
本来であれば、中学や高校で学べる知識を網羅して活用できるようになれば、入試に合格することはできるのかもしれませんが、膨大な範囲に対して、限りある時間の中で、しかも周りと競争しながら合格するというのは特別な優位性がなければ難しいものになってしまいます。
SEOも同様で、ユーザーにマッチした、ユーザーがどこのサイトよりも有益だと思える情報を提供できていれば、自然と検索順位の上位に表示されやすくなりますが、限りある予算と時間の中では、優先順位を立てる必要があり、googlebotが評価してくれやすいものからしっかりと対応することで、検索順位をできる限りスムーズに上位化させていくことができるのです。
受験と同じように検索順位は「順位」なので、他のホームページとの競争です。
他のホームページでも、同様にSEOを行ったりもします。
競争に勝てれば上位表示できますが、負けてしまえば上位表示できません。
そのため、SEOにおいては「どんなキーワードで競争すべきか」という観点からもしっかりと検討し、対策を行っていく必要があるのです。